大阪桐蔭・松浦慶斗「すぐそこまで津波が来ていた」小1時に石巻で被災…10年の節目にセンバツ優勝誓う

スポーツ報知
キャッチボールをする大阪桐蔭・松浦

 宮城・石巻市出身の大阪桐蔭・松浦慶斗投手(新3年)が3日、大阪・大東市の同校で合同取材に応じ、東日本大震災から10年の節目に、チームを3年ぶりの優勝に導くことを誓った。

 最速150キロ左腕は、小学1年時に被災。「この10年はすごく早かった。下校中にお父さんと逃げている時に、すぐそこまで津波が来ていた。自分は幸せだった」と、つらい出来事を振り返った。

 同じマンションに住んでいた年下の女の子が亡くなった。「忘れたことがない。野球がやりたくてもできない人がいる。みんなの分までといったらクサいんですけど、自分が代表して引っ張っているような感じで10年やってきた」。気がつけば今秋のドラフト上位候補と呼ばれるまで成長した。

 PL学園を超える大阪勢最多春4度目の優勝に向けて、昨秋の近畿大会決勝で敗れた智弁学園(奈良)と22日に対戦する。「初戦で当たって逆にうれしい。そっちの方が気合も入る。やりやすい試合。2度も負けない」と闘志満々。快投で故郷に錦を飾る。(伊井 亮一)

 ◆松浦 慶斗(まつうら・けいと)2003年7月1日、宮城・石巻市生まれ。17歳。門脇小1年から「門小ガッツスポーツ少年団」で野球を始める。2年時に北海道・旭川市に転居。6年時にファイターズジュニア選出。明星中ではボーイズリーグの「旭川大雪ボーイズ」でプレー。1年時にU12日本代表。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。ソフトバンクの古谷優人はいとこ。185センチ、91キロ。左投左打。

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