【横浜M】中盤起用のDF岩田智輝が決勝ゴール起点で今季初白星「ある程度やれることは示せた」

横浜M・岩田智輝
横浜M・岩田智輝

◆YBCルヴァン杯 ▽1次リーグ第1節 横浜M1―0仙台(3日・ニッパツ)

 横浜Mはルヴァン杯1次リーグD組の初戦で仙台を1―0と下し、今季初勝利を収めた。前半16分、FWオナイウ阿道が右足で決勝点を挙げた。

 大分から新加入のDF岩田智輝は右サイドバックやセンターバックを主戦場にプレーしてきたが、プロ6年目にして初めてボランチで先発出場した。MF喜田拓也やDF和田拓也の負傷もあったが、「彼はいくつかのポジションでできる選手と見ていた。だから獲得した」とポステコグルー監督は信頼を持って送り出したという。

 中盤の底、アンカー気味のポジションに構え、「シンプルにボールをはたいて、相手の攻撃をつぶすことだけを意識した」と序盤から攻守にわたり、存在感を示した。前半16分には囲んできた数人の相手をかいくぐる好パスを右サイドのMF水沼宏太へ。すると、水沼がオナイウに息ぴったりのクロスを上げ、今季1号となる決勝点を奪った。

 後半はやや押され気味だったが、1点を全員で粘り強く守り、逃げ切って初白星。水沼は「結果が出たことは前向き」と手応えを口にし、90分間新境地で躍動した岩田も「ある程度やれることは示せた。すごく楽しい試合だった」と加入後初勝利に充実の表情を浮かべた。

 守備の部分でクリーンに球を奪うことや、攻撃につながる縦パスへの意識は今後に向けての課題とした岩田だが、個人でのプレーの幅やチームとしてのオプションも増えた。「試合に出て、勝利に貢献できるなら…」とこれまでのポジションだけでなく、ボランチでの起用にも応えていく姿勢を示した。

 指揮官は「前半はみんなでチャンスを作れていた。後半はコントロールがなかなかできず、チャンスも少なかったが、全体的には悪くなかった」と試合を総括。「あと2点くらいプラスで取れた部分はあった」と前半のチャンスを生かせなかったことは今後への課題とする。また岩田と同じく東京五輪世代のFW前田大然についても「彼のプレスからどれだけチャンスをつくったか。素晴らしいものがある」と高く評価した。

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