◆オープン戦 日本ハム―西武(3日・札幌ドーム)
西武の松本航投手(24)が先発し4回途中4失点、95球で降板した。
初回に思わぬハプニングがあった。登板直後、西武の先発投手として右翼席後方の大型ビジョンに映し出されたのは、なぜか浜屋の映像。2死から2四球などで満塁のピンチを招いたが、大田を遊ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。
2回からは松本の映像になり、投球も安定したかに見えた。しかし4回、3四球に暴投や失策などで4失点。この回を投げきれずにKOされた。降板後は「初回から球数を投げてしまった。去年と一緒の感じが出た。何とかしっかりやっていかないといけない。もっと精度を上げていきたいです」と反省した。
開幕後2カード目となる30日の日本ハム戦(札幌D)先発が濃厚だが、敵に苦手意識を植え付けることはできなかった。