亜大の152キロ右腕・加藤が“平内ロード”でプロ入り目指す

最速152キロを計測する亜大・加藤
最速152キロを計測する亜大・加藤

◆アマ野球オープン戦 ▽亜大5―5東海大(3日・亜大グラウンド)

 東都大学リーグ・亜大の152キロ右腕・加藤竜馬(新4年=大阪偕星学園)が、ラストイヤーでブレイクしてドラフト1位でプロ入り―という、1年先輩の巨人ドラフト1位・平内龍太と同じ“平内ロード”を歩むことを誓った。

 平内の後継エース候補に挙がる加藤が、壮大な目標を口にした。「プロに行きたいです。行くとしたら、ドラフト1位で行きたいです」。リーグ戦登板は昨秋の1試合だけだが、生田勉監督(54)が「ストレートは平内より速い。ひょっとしたらひょっとする」とブレイクを予言する有望株だ。

 平内は潜在能力の高さを評価されながら、故障などの影響で3年秋を終えた時点では通算4勝止まり。昨年のこの時期はドラフト候補の1人という位置づけだったが、4年秋にチームを優勝に導く力投を見せ、ドラ1でプロの世界に進んだ。加藤は「平内さんを身近で見ていたことで、どうすればドラ1でプロに行けるかが分かりました」という。

 身体能力は抜群だ。186センチ、96キロの立派な体格ながら、50メートルを5秒8で駆け抜ける。大阪偕星学園時代は4番で投手。大学進学時、未経験ながら立命大アメフト部に特待生として勧誘された逸話の持ち主でもある。上体に頼ったフォームながら、最速は152キロ。加藤も「下半身が全然使えてない状態でも152キロが出せている。体の使い方がよくなれば、もっとスピードは出ると思います」と、自らの可能性に期待を寄せている。

 この日の試合は、5―5の9回から5番手として登板し、1回を無安打1四球無失点。冷たい強風が吹き付ける悪条件ということもあり、最速は144キロにとどまったが、視察した広島・松本スカウトは「背筋が強そうで、いいボールを投げている。リーグ戦で気持ちが入ってきたら、もっとスピードも出る。ポテンシャルが高く、楽しみな存在」。今後もマークしていく意向を明かした。

 「目標は西武の平良。自分もどんどんストレートで押して空振りを取るピッチングがしたい。どんな形でもチームの勝利に貢献したい」と加藤。すでに潜在能力の高さを評価する社会人の強豪チームから入社の誘いも受けているが、しっかりと結果を残して憧れのプロの世界に飛び込んでみせる。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請