コロナ対策徹底して宝塚音楽学校卒業式 第107期生39人が巣立ち

宝塚音楽学校卒業式に出席した第107期生(宝塚音楽学校提供)
宝塚音楽学校卒業式に出席した第107期生(宝塚音楽学校提供)
宝塚音楽学校卒業式で小林公一校長から卒業証書を受け取る第107期生の首席・西村あみさん(宝塚音楽学校提供)
宝塚音楽学校卒業式で小林公一校長から卒業証書を受け取る第107期生の首席・西村あみさん(宝塚音楽学校提供)

 宝塚歌劇の舞台に立つタカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の第107期生の卒業式が3日、同校で行われ、2年間で歌劇の基礎を学んだ39人が巣立った。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、卒業生・予科生(第108期生)とも事前にPCR検査を受け、全員の陰性を確認。国歌・校歌は斉唱は行わず、卒業生が事前収録したテープを流し、卒業証書授与の名前呼び出しの返事もなくした。予科生から卒業生への恒例の花束贈呈セレモニーは昨年同様中止になるなど、徹底した対応策が施された。

 第107期生はコロナ禍のため、リモートのオンライン授業となった時期もあり、夏休みを短縮するなどしてカリキュラムを消化。修学旅行先も通例の北海道ではなく、県内の神戸市、姫路市に変更となった。小林公一校長は「今まで当たり前と思っていたことが次々と中止になり、授業再開も6月からとなってしまいました。だからこそ、一日一日を大切に授業に励み、研さんを積み、全体で向上していくんだという迫力を感じていました」とねぎらい、「これからも様々な予期せぬ事が起こるかもしれません。しかし、どのような状況に置かれても音楽学校で学んだことを自信として、対応していける力を養っていってほしい」と激励した。

 小林一三賞を受賞した首席の西村あみさん=東京都出身=は娘役志望。2月末に行われた卒業公演「文化祭」では演劇の部・Aグループでヒロインを務めた。「芝居心を大切に、歌や踊りでもいろいろな魅力を見せることのできる娘役になりたい。そして清く正しく美しく、品のあるタカラジェンヌになりたいです」とコメント。目標には雪組トップ娘役・真彩希帆を挙げた。なお、成績上位4人は全員娘役志望だった。

 39人はこの日午後に宝塚歌劇団に入団。例年は4月開幕の兵庫・宝塚大劇場でデビューするが、今年は6月25日に初日を迎える宙組公演「シャーロック・ホームズ―The Game Is Afoot!―」「Delicieux(デリシュー)!―甘美なる巴里(パリ)―」で初舞台。4か月近く、ラインダンスなどの稽古に励む。

宝塚音楽学校卒業式に出席した第107期生(宝塚音楽学校提供)
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