【巨人】岡本和真、長嶋さんから金言 160メートル弾

スポーツ報知
打撃練習する岡本和真

 東京Dに破壊音が鳴り響いた。長嶋さんが打撃ケージの真後ろで見守るフリー打撃。巨人の4番打者を系譜する背番号25は、打球を何度もスタンドに放り込み、すさまじいスピードのライナーを右へ左へかっ飛ばした。那覇キャンプ終盤に背中の張りで帰京し、この日再合流。早速、豪快な打撃を披露し「チームに合流できて元気いっぱいです!」と声を弾ませた。

 全開ぶりをアピールした。言葉通り「元気いっぱい」なのはバットに表れた。右翼席中段へアーチをかけた後は中堅へ、左中間最深部へ続けて一発かち込んだ。左中間後方にある看板直撃の推定160メートルの特大弾も放つなど、完全復活を証明。ミスターもうなった。

 3連発を打った後だった。ケージから出ると、座る長嶋氏から手招きされた。ヘルメットを外し、語りかける長嶋さんに腰を曲げて耳を寄せた。「打ちにいく時の軸足(右足)への体重の残し方をご指導いただきました」。岡本和はその場でステップを踏み、打撃フォームを入念に確認。金言を授かり、「声をかけていただきありがたいです。いい報告ができるように頑張ります」と引き締めた。

 長嶋氏は常に岡本和を気にかけてきた。最近はテレビ観戦が多いが、今キャンプでは「今年はさらに良さそうだな。昨年以上の成績を期待できそうだ」などと目を細めていた。4番・松井秀喜を育て上げたミスターが「岡本は素晴らしい4番打者になる」と賛辞を贈り続け、今回、本人との再会を楽しみにしていた。目の前で豪快な打球を見届け、さらなる飛躍を再確認したようだった。

 宮崎1軍キャンプでは主将を務め、自覚のあるプレーで先頭に立って引っ張ってきた。昨季、本塁打と打点の2冠を手にしたが満足せず、見据えるのは「キャリアハイ」。4番の大先輩から期待を背負って、進化を続ける。(小林 圭太)

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