将棋の山根ことみ女流二段が女流王位戦で初のタイトル挑戦 

スポーツ報知
山根ことみ女流二段(日本将棋連盟提供)

 将棋の第32期女流王位戦挑戦者決定戦が2日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の山根ことみ女流二段(22)が伊藤沙恵女流三段(27)に勝ち、自身初のタイトル挑戦権を獲得した。4月27日に開幕する五番勝負で里見香奈女流王位(29)=女流名人、清麗、倉敷藤花=に挑む。

 絶好調の注目株が実力者を破って初の大舞台に臨むことになった。伊藤はタイトル戦に過去7度登場、今期も本局まで勝率1位タイと常に安定した力を発揮するトップ女流棋士だが、山根が混戦の末に大きな勝利を手にした。

 山根は1998年、愛媛県松山市出身。野田敬三六段門下で2014年に16歳で女流棋士デビューした。19年のYAMADA杯で一般棋戦優勝経験がある。

 詰将棋の達人として知られ、抜群の終盤力を誇る。最近は雁木の採用を増やすなど芸域を広げており、今期に入ってから一気に才能を開花させた。昨年10月から先月まで女流歴代3位タイとなる公式戦17連勝を記録。今期は通算29勝9敗で対局数2位(38局)、勝数1位(29勝)、勝率3位(・763)という数字を残している。一部ファンからは「将棋界の西野七瀬」「山猫ちゃん」などの愛称で呼ばれている。

 初挑戦の新鋭が絶対王者に挑む五番勝負。里見女流王位にとっては女流歴代単独1位となるタイトル通算44期を目指すシリーズになる。

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