鈴木健吾「勝負を決める爆発的なスピード磨く」 マラソン日本新から一夜明け

日本新で優勝した鈴木健吾は笑顔で4分台の「4」のポーズ
日本新で優勝した鈴木健吾は笑顔で4分台の「4」のポーズ

 2月28日のびわ湖毎日マラソン(滋賀・皇子山陸上競技場発着)で2時間4分56秒の日本新記録をマークして優勝した鈴木健吾(25)=富士通=が1日、オンラインで会見した。快挙から一夜明け、「色んな方から連絡をいただいて、『日本記録を出したんだな』と少しずつ実感している」と笑顔で話した。

 36キロ過ぎに先頭集団から一気に飛び出して勝負を決めた鈴木。目標とするパリ五輪出場に向け、まずは代表選考会を勝ち抜くためにも「勝負強さ」は必須だ。「(東京五輪代表の中村)匠吾さんがMGCで決めたようなスパートや今回のような一発で勝負を決める、爆発的なタイミングで勝負できるような余裕度が必要。爆発的なスピードも磨きたい」と速さだけではなく、タフさも身につけていくつもりだ。

 今後については「今回でびわ湖は最後だったが、来年から統合される大阪、別大や福岡など出たことないレースに出場して経験を積みたい」と貪欲。「(2時間)4分台を出したが、予想以上のタイムだったので、2、3分台というのはまだイメージついていない。自分の中で少しずつマラソン練習が確立されてきているので、上積みしていったらそういうところも見えてくる」。謙虚に、したたかに、さらなる高みを見据えた。

 ◆鈴木 健吾(すずき・けんご)1995年6月11日、愛媛・宇和島市生まれ。25歳。宇和島南高3年時に全国高校駅伝に出場した父・和幸さん(50)の影響で、愛媛・番城小時代に陸上を始める。宇和島東高3年時に全国高校総体5000メートル10位。神奈川大へ進み、箱根駅伝は1年6区19位、2年2区14位、3年2区1位、4年2区4位。18年に富士通に入社し、今年のニューイヤー駅伝では6区区間賞の好走でチームの優勝に貢献。1万メートルの自己記録は27分49秒16。好きな食べ物は愛媛名物のみかんで「止まらなくなるほど食べる」。163センチ、48キロ。

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