【ぷよぷよチャンピオンシップ】専業プロ・ぴぽにあ選手V「生活費」100万円ゲット

プロレスのリング上で行われた「ぷよぷよチャンピオンシップ」
プロレスのリング上で行われた「ぷよぷよチャンピオンシップ」

 対戦型パズルゲームのセガ公式eスポーツ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON3 STAGE3」が27日、東京・台東区の浅草花やしき・浅草花劇場で開催された。プロレスのリングを特設した会場で行われたプロ28人のトーナメント戦を制したのは、“ぷよぷよ専業プロ”のぴぽにあ選手。賞金100万円を勝ち取った。

 ぷよぷよが浅草に帰ってきた。新型コロナウイルスの影響で、セガ本社内からの無観客配信が続いていた公式大会。今回は2019年12月以来となる浅草花劇場での開催となった。

 戦いの舞台は“四角いジャングル”だ。1年3か月前と同様、劇場の中央にはプロレスのリングが鎮座。リング上に向かい合う形でゲームの対戦台が置かれ、28人のプロ戦士が1対1で戦うトーナメント戦に臨んだ。

 リングアナによる選手紹介や決戦前のゴングなど、徹底的にプロレスをイメージした演出もあってか、今大会は大連鎖の“殴り合い”が目立ち、フルセットにもつれ込む激闘も多かった。

 そんな中、決勝に勝ち進んだのはぴぽにあ選手とfron選手。普段からよく練習試合をするという“親友同士”で、常日頃から「大会の決勝で戦おう」と話していたが、その約束がついに実現することになった。

 2ポイント先取制の2セットマッチ。先制したのはfron選手だ。ぴぽにあ選手の10連鎖を12連鎖で跳ね返し、リードを奪った。しかし、ぴぽにあ選手は慌てなかった。「僕はクレバーなプレーはできないから、何でもいいから泥くさく戦おうと」。大技を捨て、速攻勝負でfron選手の連鎖の芽をつぶした。2連勝で1セットを奪うと、次も2連勝でセット連取。手の内を知り尽くし、また知り尽くされた相手から圧巻の“ピンフォール勝ち”で逆転優勝を飾った。

 「ラッキーもあったが、上級者同士ならではのいい打ち合いができた」と大会を振り返ったぴぽにあ選手。数々のタイトルを抱えるトッププロは「勝って当たり前みたいな雰囲気もできていて、プレッシャーもあった」と胸をなで下ろす。

 昨年9月にシステムエンジニアの仕事に区切りをつけ、ぷよぷよ稼業1本に絞った25歳。賞金100万円の使い道を聞かれると「生活費ですね」と笑った。(平柳 洋希)

 大会を統括する細山田水紀プロデューサー「大勢のプロが集結する大会はSEASON3では最後だったので、派手にやりたいという思いがありました。以前にもプロレス形式で開催したが、配信視聴者や選手たちにも好評で、今回も盛り上がってよかったです。前回と違ってラウンドガールが『すけとうだら』(マスコットキャラ)だったのはご容赦ください(笑い)」

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