【楽天】田中将大は開幕2戦目…スプリットに好感触「すごく充実」の3回2安打1失点

スポーツ報知
ヤクルトとの練習試合に先発、3回1失点だった田中将(カメラ・関口 俊明)

◆練習試合 ヤクルト1―5楽天(27日・浦添)

 米大リーグ・ヤンキースから8年ぶりに楽天に復帰した田中将大投手(32)が27日、ヤクルトとの練習試合(浦添)で復帰後2度目の登板に臨み、3回2安打1失点。宝刀スプリットの“再完成”に手応えを示した。この日、開幕2戦目の3月27日・日本ハム戦(楽天生命)の先発が決定。日本一を達成した2013年11月3日の日本シリーズ第7戦(対巨人)以来2701日ぶりの本拠地・仙台での登板となる。開幕投手の涌井と白星を量産していく。

 南国の地で、また一つ階段を上った。20日の日本ハム戦(金武)以来、復帰後2度目の実戦。田中将の表情には、充実感がにじんだ。「1戦目よりもステップアップできたし、課題も見えてきたので、すごく意味のある登板だった。すごく充実していると思う」。3回2安打1失点、計42球の中で、宝刀スプリットに好感触を示した。

 捕手の太田にはあらかじめ「真っすぐとスプリット中心でいかせてくれ」と伝えていた。最速149キロの直球とともに主体とした宝刀は約10球投じ、初回2死二、三塁では西田を空振り三振。3回2死無走者では、初回に先制打を浴びていた村上を142キロで二ゴロに仕留めた。

 「スプリットはここ数年、納得する球が多くなかった。しっかり操りたい。球種を絞りたい中で工夫して、やらざるを得ない状況をつくろうと。前回より良かった」。前回同様、軟らかいとされるマウンドを気にするしぐさもあったが、宝刀“再完成”へ前に進んでいる。

 開幕後の初登板は2戦目の3月27日・日本ハム戦に決定。本拠地での登板は2701日ぶりとなる。石井監督兼GMが「開幕は涌井投手で決めました。2戦目に関しても田中投手でいくことを決めている」と明言。田中将が2戦目の理由は「土曜日はナイター明けのデーとか変化がある曜日。そこでしっかり勝ってもらいたい。涌井で勝って、田中で勝って勝ち越しを3連戦では理想としている。強い投手を2人持ってきても、次の週も違う投手が入ってくる」。実績十分の2人の“共存”で一気にカード勝ち越しを狙う。

 6日に合流した右腕の、沖縄での登板はこの日で終了した。「すごくいい1か月だった。新たに思い出してやらないといけない部分もあるので、その作業はまだまだ必要」。次回は3月6日の中日とのオープン戦(バンテリンD)で登板予定。3・27へ、着実に仕上げていく。(田中 哲)

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