東京五輪代表・田中希実「力のなさ」 “らしさ”見えずクロカン日本選手権は4位に終わる

4位に終わった田中希実
4位に終わった田中希実
ゴール後、力尽きる田中希実(奥)
ゴール後、力尽きる田中希実(奥)

◆陸上 クロカン日本選手権(福岡・海の中道海浜公園)

 シニア女子8キロが行われ、東京五輪女子5000メートル代表の田中希実(21)=豊田自動織機TC=は26分22秒で4位に終わった。萩谷楓(20)=エディオン=が25分54秒で制した。

 田中らしい積極性やキレがないままレースは終わった。4キロ地点以降は優勝した萩谷に差をつけられ、得意のスパートも伸びずに高校生に後れをとるなど苦しいレース。「戦略のミスというより、力のなさです」と肩を落とした。

 一度も先頭に立たず、ゴール直後は珍しく地面に倒れた。26日の記者会見では「挑戦者の姿勢で臨みます」と2年ぶり2度目の優勝を目指す女王ではなく、あくまでチャレンジャーであることを強調。しかし、中盤で飛び出した萩谷を見送るなど守りの姿勢も見え隠れする内容に「負けて喝を入れてもらいました」と奮起。「細かいペースの上げ下げは世界のトラックレースに生きると思います。責任と緊張感を持って五輪に向かいたい」と前を向いた。

 ◆田中 希実(たなか・のぞみ)1999年9月4日、兵庫・小野市生まれ。21歳。小野南中で本格的に陸上を始め、3年時の全中1500メートル優勝。西脇工では全国高校総体で3年連続入賞。2018年U20世界陸上3000メートルで日本人初優勝。同志社大スポーツ健康科学部に進むが、クラブチームに所属し競技を続ける。19年ドーハ世界陸上5000メートルで日本歴代2位(当時)の15分0秒01をマークして14位。家族は両親と妹。好きな授業はアイルランド文学。

4位に終わった田中希実
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