狙いは金メダルただ一つ…渡部暁斗は前半飛躍2位発進「面白いレースになるんじゃないか」

前半飛躍で2位につけた渡部暁斗(ロイター)
前半飛躍で2位につけた渡部暁斗(ロイター)

◆ノルディックスキー ▽世界選手権 第3日(26日、ドイツ・オーベルストドルフ)

 ノルディック複合男子個人ノーマルヒルの前半飛躍(ヒルサイズ=HS106メートル)が行われ、五輪2大会連続銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は104メートルを飛び、138・1点の2位につけた。首位で、106メートルを飛んだ山本涼太(長野日野自動車)とは20秒差で後半距離(10キロ)に挑む。

 「『金メダル(を目指す)』と、いつ書いてもらってもいい」。悲願の世界大会頂点を公言して今大会に臨むエースが、安定した飛躍で発進した。首位と20秒差の2位スタート。2秒差の3位に、W杯個人総合2連覇中の絶対王者、ヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)が控える。飛躍後のインタビューで「大きな集団になることが予想されるので、手放しで喜べるほどの位置ではないけど、面白いレースになるんじゃないか」と後半を思い描いた。

 ラージヒルと比べてタイム差がつきにくいノーマルヒル。渡部暁の20秒後ろに平昌五輪王者のフレンツェル、21秒差でリースレのドイツ勢が追ってくるのが鍵になる。26秒後ろには、イェンスルロース・オフテブロ(ノルウェー)、41秒後ろには、距離に強いヘロラ(フィンランド)。ともに49秒後ろのルゼック、ガイガー(ともにドイツ)あたりまでが表彰台争い圏内か。2人はクロスカントリーに勝負強さがあり、追いつかれるレース展開にならないように進めたい。

 上位10選手の前半飛躍を踏まえた距離のタイム差は以下の通り。

1位山本涼太(長野日野自動車)

2位+20秒 渡部暁斗(北野建設)

3位+22秒 ヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)

4位+23秒 ランパター(オーストリア)

5位+35秒 クリスチャン・イルベス(エストニア)

6位+37秒 グライデラー(オーストリア)

7位+38秒 渡部善斗(北野建設)

8位+40秒 フレンツェル(ドイツ)

9位+41秒 リースレ(ドイツ)

9位+41秒 パゾウト(チェコ)

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