【清水】権田修一「超えなきゃいけない壁を突破する」天敵・鹿島に完封開幕だ

対鹿島戦の自身2戦連続0封を目指す清水のGK権田
対鹿島戦の自身2戦連続0封を目指す清水のGK権田

 J1清水エスパルスGK権田修一(31)が「対鹿島2戦連続0封」で一気に開幕ダッシュを仕掛ける。27日開幕(カシマ・15時)の相手・鹿島に、チームは15年以来リーグ戦10戦勝ち無し。だが今季新加入した守護神は18年J1鳥栖在籍時の最後の対戦(18年12月1日、0△0)で完封しており、「逆にここで勝つのがチャンス」と6年ぶり勝利を誓った。

 ピッチでは常に声がこだましている。「そこ、もっと前詰めろ!」「中、空いているっ」「そうそう、ナイス!」。声の主はGK権田。試合でも練習でもエスパルスにすっかり定着した。時に大きすぎるぐらいの声量も、MF中村慶太(27)が「権ちゃんが言ってくれるのがすごく助かる」と言うように、既に絶大な信頼を勝ち取った。

  • 主将としてチームを引っ張るJ1清水のGK権田(中)
  • 主将としてチームを引っ張るJ1清水のGK権田(中)

 1月の入団会見。「ヨーロッパでは成功しなかったが、清水を勝たせるために日本に来た」ときっぱり言い切った。国際Aマッチ18試合出場、日本代表で楢崎正剛に並ぶ、歴代最多7試合連続無失点中の守護神。だが、移籍先のポルトガルリーグで出場機会に恵まれず、昨季リーグ最多70失点の清水入りを決め、始動から「今までとは違う部分を見せ、失点の多さを責任感持って改善しなければ」と覚悟を持って練習に励んできた。

 チームも大久保択生(31)以外のGKを一新するなど、大きな期待を寄せる。ここまで築き上げてきたロティーナ新監督の守備にも「かなり失点は減る見通し」と手応え。ただ、ベンチから全て「指示待ち」だけは避けたいと強調。「グラウンドでやるのは選手。ルールを守りながら、応用を利かせられるように、しっかり準備をしとかないといけない」と、ピッチでは守備の指揮官になりチームをまとめる。

 先月16日のチーム始動日、一番乗りでグランド入りしてから40日。篠田善之コーチ(49)から「オレンジのユニフォーム似合うじゃん」と言われ「ありがとうございます」と笑顔で挨拶したが、主将に任命され、すっかりオレンジ色に染まってきた。開幕戦は15年から勝利が無い鹿島が相手だが「倒さないといけない相手。超えなきゃいけない壁を突破する」。819日ぶりにJのピッチに立つ新守護神に迷いはない。(森 智宏)

対鹿島戦の自身2戦連続0封を目指す清水のGK権田
主将としてチームを引っ張るJ1清水のGK権田(中)
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