JR東日本東北へ進む駒大の150キロ右腕・竹本祐瑛 母校・八戸西のセンバツ出場に刺激

JR東日本東北の入社内定選手。前列左から佐藤旦有夢、手島涼、川村駿平。後列左から丸山大、金沢龍介、竹本祐瑛、大西蓮
JR東日本東北の入社内定選手。前列左から佐藤旦有夢、手島涼、川村駿平。後列左から丸山大、金沢龍介、竹本祐瑛、大西蓮
ボールを手にポーズを取るJR東日本東北・竹本祐瑛
ボールを手にポーズを取るJR東日本東北・竹本祐瑛

 社会人野球の強豪・JR東日本東北(宮城)に加わる7人の入社内定選手が、既に先輩たちと練習を積んでいる。竹本祐瑛(ひろあき)投手(22)=駒大=は、出身校の八戸西が3月のセンバツ高校野球に初出場。高校時指導を受けた小川貴史監督(37)や後輩たちの頑張りに刺激を受け、2年ぶりの都市対抗野球出場へチームの力になる。

 最速150キロの本格派右腕が、戻ってきた東北の地でさらに実力を伸ばす。プロ志望届を出したが指名漏れとなり、JR東日本東北にきた竹本は「一番最初に声をかけてもらえたし、プロがダメだったら来るつもりだった。ストレートの質にこだわって、空振りが取れる球を投げていきたい」と思いを語った。

 母校に刺激をもらった。八戸西が3月のセンバツに21世紀枠で出場。春夏通じて甲子園初出場を決めた。昨年末も帰省した際、母校を訪れて練習するなど交流がある。現在指揮をとる小川監督は竹本在籍時はコーチで、投球練習の合間にポール間ダッシュを入れるなど工夫をこらしたメニューで多くのことを学んだ。

 3年生になったとき、小川監督に突然「(学校まで)自転車で来るように」と指示された。自宅から約1時間かかり、途中には起伏の激しい道が多い。制服での登下校が規則だったが、汗だくになるため途中までジャージーで来て学校が近づくと着替えていたという。これにはさすがに「マジか、と思った(笑い)」というが「常に新しいことに取り組んで楽しかったし、小川さんについていけば大丈夫と思っていた」と振り返った。

 力強い直球、昨年から使い始めたフォークなどの変化球をさらに磨き、チームが昨年逃した都市対抗出場に貢献するつもりだ。「先発でも後ろ(抑え)でも、任されたところを投げるだけです」と力強く語った竹本。東北から全国舞台を目指し、力投を続ける。(有吉 広紀)

 ◆竹本 祐瑛(たけもと・ひろあき)1998年8月22日、青森県八戸市生まれ。22歳。白銀小3年時に白銀マリーンズで野球を始める。白銀中では軟式野球部に所属。八戸西では3年春に県大会優勝、3年夏は青森大会4強。駒大では東都1部で通算5勝。186センチ、95キロ。右投右打。家族は両親と姉。血液型A

 ○…竹本以外にも東北出身者が2人いる。パワーヒッターの丸山大外野手=亜大=は鶴岡東で3年夏に甲子園出場。西村亮監督(46)も「飛距離の出るタイプでうちには少ない」と期待を寄せた。俊足巧打タイプの金沢龍介外野手は、秋田高から専大を経て加入した。川村駿平投手=横浜商大=は大学時の実績こそ少ないが、伸びしろ十分の右腕。最速145キロの佐藤旦有夢(あゆむ)投手=中越高=は高卒だけに、基礎体力をつけてさらに成長したい。同じく高卒の大西蓮外野手=履正社高=は恵まれた体格を生かし、右の長距離砲候補として期待。手島涼捕手=桐蔭横浜大=は小柄だが肩が強くて動きもいい。指揮官が「(チームの)ベースは少しずつできつつある」と手応えを感じるなか、新戦力が勢いをつける。

JR東日本東北の入社内定選手。前列左から佐藤旦有夢、手島涼、川村駿平。後列左から丸山大、金沢龍介、竹本祐瑛、大西蓮
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