法大のドラフト候補右腕・三浦主将の今季初実戦登板をスカウト3球団が視察

キャプテンナンバー「10」を着けて今季初の対外試合に登板した法大・三浦主将
キャプテンナンバー「10」を着けて今季初の対外試合に登板した法大・三浦主将

 東京六大学リーグ・法大の150キロ右腕・三浦銀二主将(新4年=福岡大大濠)が24日、川崎市内のグラウンドで行われた社会人・ENEOSとのチーム今季初戦となるオープン戦に先発。3球団のスカウトが視察に訪れたが、3回で35球を投げ、1安打無失点。毎回の4三振を奪う好投を見せた。

 不調に苦しんでいた昨年の姿が、別人のような投球だった。三浦は社会人屈指の強豪・ENEOS打線を力で封じ込んだ。直球は2月下旬ながら、自己最速にあと1キロに迫る149キロを計測。バットを押し込み、コーナーにも決まった。「バッターの反応的に、手が出なかったり、打ってもファウルになっていた。真っすぐの感触はよかったです」と、充実した表情を見せた。

 福岡大大濠時代は、3年時に17年センバツに出場。延長15回引き分け再試合となった2回戦の滋賀学園戦で1失点完投するなど8強入りに貢献した。同年夏に行われたU―18W杯(カナダ)にも日本代表として出場。鳴り物入りで入学した法大でも1年春から活躍したが、昨年はフォームのバランスを崩した影響で春秋通じて勝利なしに終わった。

 昨秋のリーグ戦終了後にフォームの見直しに着手。軸足にしっかり体重を乗せた上で体重移動することを意識することで、しっかりと踏み込んだ左足に体重を乗せ、打者寄りでボールをリリースできるようになった。「真っすぐが走ってきた分、緩急が大事になってくる」と、現在はチェンジアップを以前よりも球速が出にくくなるように改良中。今年はこれで紅白戦を含め、実戦4試合で計13回を投げ、無失点を継続している。

 この日は3球団のスカウトが視察。巨人・高田スカウトは「真っすぐの質、スピード、キレ、コントロールのすべてがよくなっている。持ち球もすべて精度よく投げていたし、この時期にしては非常にいい」と高評価。DeNA・八馬スカウトも「直球はスピンがよく効いて、ホップしているように見える」とうなずいた。

 最終学年を迎える今年は、主将に就任して背番号「10」を背負う。「プロに行くことも目標ではありますが、キャプテンとしてチームのことを優先したい。どれだけ競っても負けないチームを作って、しっかり自分のピッチングで優勝に導けたら」。復調を遂げたエースが、チームを12年ぶりの大学日本一に導く。

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