ヤクルトは24日、昨年12月にソフトバンクから自由契約となったリック・バンデンハーク投手(35)を獲得したと発表した。背番号は「15」で、年俸75万ドル(約7900万円)プラス出来高の1年契約。右腕は球団を通じて「神宮球場でプレーすることは特別で、ヤクルトファンの皆さまの前でピッチングできることを心待ちにしております」などとコメントした。
バンデンハークは15年にソフトバンクに加入。最速150キロ後半の直球を軸にした投球を武器に、20年シーズンまでの6年間で通算43勝をマークした。ヤクルトは昨季12球団ワーストのチーム防御率4・61、589失点、139被本塁打と低迷した投手陣の補強が急務となっており、日本球界での実績が豊富な右腕の加入は大きなプラスとなりそうだ。
右腕は現在、母国のオランダにてトレーニングを行っているが、新型コロナウイルスの影響で外国人選手の入国は制限されており来日時期は未定だ。