◆中山記念追い切り(2月24日、美浦トレセン)
第95回中山記念・G2(2月28日、中山・芝1800メートル)に出走するヒシイグアス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)が、力強い動きを見せた。
Wコースで外エスコバル(3歳1勝クラス)を3馬身後方から追走して、道中は行きたがる面を見せつつ制御が利いた走り。直線では力強いフットワークを見せて、楽な馬なりの手応えで併入に持ち込んだ。
堀調教師は「まだ走りのバランスなどの課題はありますが、トモ(後肢)の緩さは取れています。1週前の息遣いが荒かったので、日曜にウッドチップで追い、直前は足りなければ補うつもりでしたが、反応、身のこなしが良かったので、しまいまでやる必要はありませんでした」と、納得の様子でコメントした。