日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が24日、内閣府内で丸川珠代五輪相(50)と面会。約3年半ぶりの五輪相再就任の丸川氏に対し、山下会長は「オリパラのことはよくご存じなので大変心強い。安全、安心な大会に向けて我々のできることは何でもやるつもりです」と歓迎した。
丸川大臣が「1日も早く国民の理解を得て、選手の皆さんがオリンピックの瞬間を目指して専心していかれる環境を作りたい」と話すと、山下会長もJOCが非公開で行っているアスリートミーティングで「今、こういう状況下で五輪に出たいというのはわがままに聞こえるのではないかという声もあった」と明かした。丸川大臣は「五輪・パラリンピックは国民の理解もあってこそ成功だと思う。しっかり取り組んでいきたい」と応じた。