新日本プロレスは24日までに米時間26日(日本時間27日正午)配信の新日本プロレスワールドの番組マッチ「NJPWストロング」のメインイベントでIWGP USヘビー級王者・ジョン・モクスリー(35)に挑戦権利証保持者・KENTA(39)が挑む大一番が行われることを発表した。
KENTAはすでに自身のツイッターに「ITS TIME TO MAKE MOX TO SLEEP(モクスリーを眠らせる時間だ)」と気合のコメントを書き込んでいる。
KENTAは昨年8月、米国内で開催された「NJC USA」で優勝し、モクスリーの持つUSヘビー級王座挑戦権利証を手に入れたが、モクスリーのAEWとの契約問題などもあり、挑戦は実現しないまま。今年1月4日の小島聡(50)戦まで5度に渡って、挑戦権利証の防衛を続け、「いいかげん、モクスリーに挑戦させてくれ」とアピールを続けてきた。
モクスリーも新型コロナ禍の来日制限もあり、USヘビーの防衛戦は昨年2月の大阪城ホール大会で鈴木みのる(52)を破って以来、お預けのままだったが、1月30日に行われた新日の配信番組「NJPW STRONG」内で放送された6人タッグマッチにKENTAが出場した際、リングに乱入。KENTAを必殺のデスライダーでKOした上で挑戦を受諾していた。
KENTAもAEW(オール・エリート・レスリング)の大会に乱入。モクスリーを必殺のgo 2 sleepでKOタッグマッチで激突するなど遺恨を深めてきた。
また、「NJPWストロング」では、新日LA道場で武者修行中の成田蓮(23)とクリス・ディッキンソン(33)のシングルマッチも行われる。