右肘靱帯(じんたい)断裂から復活を目指す日本ハムの斎藤佑樹投手(32)が24日、1軍キャンプ地の沖縄・名護のブルペンで151球を投じた。
立った捕手を相手61球を投げた後、捕手に座ってもらい90球を投げた。前クールから変化球を解禁しており、120球目からはスライダー、フォーク、チェンジアップも織り交ぜ、最後の方は「今の状態でのマックスの力で投げています」と、130キロ近い直球を投げ込んだ。
投球練習後には捕手の後ろ側で見ていた栗山監督と会話する場面もあった。練習後、斎藤は「肘の状態としてはスピードもちょっと上がってきているので、そういう意味では一歩前進ですかね」と振り返った。