【巨人】ドラ5秋広優人「しっかり自分のスイングを」原監督助言で二塁打2本 対外試合9の1乗り越え初打点

5回無死二塁、秋広が中越え適時二塁打を放つ(カメラ・関口 俊明)
5回無死二塁、秋広が中越え適時二塁打を放つ(カメラ・関口 俊明)

◆練習試合 ヤクルト5―10巨人(23日・浦添)

 巨人のドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18)=二松学舎大付高=が23日の練習試合・ヤクルト戦(浦添)に「8番・一塁」で先発出場。プロ初長打、対外試合初適時打を含む2本の二塁打をマークした。これまで対外試合3試合で9打数1安打と、1軍レベル相手に苦戦していたが、原監督の助言で打撃フォームを微調整して一気に壁を突き破った。結果を残し続ければ、球団では59年の王貞治以来、62年ぶりとなる高卒新人の開幕スタメンも現実味を帯びてくる。

 沖縄の青空に、快音が響き渡った。秋広は持ち味を思い出すように、ファーストストライクから“獲物”に襲いかかった。「こっちに来てから打ててなかったので、しっかり自分のスイングをしようと心がけていました」。積極的にとにかく強く振る。信念を貫き、放った打球がぐんぐん伸びる。懸命に背走する中堅手の頭上を越え、ワンバウンドでフェンスに到達した。

 ぶち当たっていた壁を一気に突き破った。5回、2点を勝ち越し、なお無死二塁。1ボールから金久保の外寄り直球を捉えた。対外試合4試合目で初打点となる中越え適時二塁打。「甘く来た球を一発で仕留められたのは良かったと思います」。4回の第2打席でも左中間二塁打を放っており、2打席連続の長打。原監督も「あの辺が彼の特長。広角的にね」とうなずいた。

  • 試合前の打撃練習で秋広(右)に直接指導する原監督
  • 試合前の打撃練習で秋広(右)に直接指導する原監督

 宮崎キャンプでは紅白戦2試合で7打数5安打と猛打をふるったが、1軍相手の対外試合3試合では9打数1安打と沈黙。救いの手を差し伸べてくれたのは原監督だった。バットを構えた時にやや投手側に倒れていたヘッドを立てるように助言を受け、即座に修正。「助言をもらってからヘッドの出が良くなって、ボールに対して真っすぐ、インパクトまで強くスイングすることができるようになった」。バットが遠回りせずスムーズに出るようになり、ミスショットも減った。

 全てが勉強の日々だ。22日の紅白戦では、守護神候補・中川の前に見逃し三振に倒れた。特に空振りを喫したスライダーには「全然球が見えなかった。次元が違った」と振り返る。原監督は「来年には見えるようになる。全てが経験」と声をかけた。自らもルーキーイヤーの81年3月、オープン戦で、ロッテ・村田兆治と対戦し、3打数無安打1三振。フォークは「球が消えた」とプロのレベルを痛感したが、85年にはその村田からアーチを放った。その姿を重ねての言葉だった。

 無限の可能性を示す2メートルルーキーに、あのレジェンド以来となる期待も膨らむ。球団では59年の王貞治以来、62年ぶりとなる高卒新人の開幕スタメンも夢ではない。「今のままでは全然そのレベルに達していない。もっと勉強して一日一日を大事に成長していきたいです」。成長曲線は絶対に止めない。秋広は前を見据えた。(西村 茂展)

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5回無死二塁、秋広が中越え適時二塁打を放つ(カメラ・関口 俊明)
試合前の打撃練習で秋広(右)に直接指導する原監督
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