【センバツ】甲子園で38年ぶり2度目の縦ジマ祭り…東海大相模VS東海大甲府

昨秋の関東大会準々決勝で対戦した東海大相模(手前)と東海大甲府
昨秋の関東大会準々決勝で対戦した東海大相模(手前)と東海大甲府
東海大相模・東海大甲府比較表
東海大相模・東海大甲府比較表

 第93回センバツ高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンライン形式で行われた。好カードとして注目されるのが、東海大相模(神奈川)と東海大甲府(山梨)の兄弟校対決だ。昨秋の関東大会準々決勝でも対戦した両校。当時サヨナラ負けした相模ナインは、リベンジに燃えている。

 抽選をする前から、東海大相模の相手は決まっていた。最後まで空いていたのは、第2日第3試合の東海大甲府の左隣の枠。ブレザー姿でオンライン抽選に臨んだ大塚瑠晏(るあん)主将(新3年)は「東海大」の校名が並ぶところを、画面を通じて表情を変えずに見つめていた。

 「関東大会で負けているので一戦必勝で戦いたい。投手を中心とした守備が良い印象です。また粘り強いチームだと思います。日本一を目指します」との大塚の言葉には実感がこもっていた。脳裏に浮かんだのは昨年10月27日の秋季関東大会準々決勝、東海大甲府戦。勝てば4強でセンバツ当確だったが、1点リードで迎えた9回に2点を奪われて逆転サヨナラ負け。センバツ出場は1月29日に発表されるまで確信できず、落ち着かない日々を過ごした。

 運命の巡り合わせによって、甲子園の舞台で昨秋の無念を晴らすチャンスをつかんだ門馬敬治監督(51)も率直な気持ちを口にした。「(昨秋は)最も悔しい試合でした。いろいろな意味で勝負の厳しさを教わった。自分たちに足りないものを気づかせてくれた。学園の付属校同士の試合になりますが、昨秋の敗戦によって気づかされた自分たちの弱さを克服し、生まれ変わったチームとして臨みたいと思います」とリベンジマッチに並々ならぬ闘志を抱いている。

 巨人・原辰徳監督(62)と東海大相模、東海大の同期で、東海大相模の元監督でもある東海大甲府の村中秀人監督(62)は「大笑いしてしまった。最高。運命ですね。お互いに手の内を知り尽くしている。関東大会では勝っているので良い形で戦いに臨める。僕たちの目標は日本一なので、相模に勝って勢いに乗りたい」と余裕を見せた。共に伝統の縦ジマのユニホーム。聖地で「Tokai」のプライドをぶつけ合う。

 ◆甲府の村中監督と同級生の巨人・原監督びっくり

 〇…巨人の原監督が東海大の同門対決へエールを送った。母校・東海大相模がセンバツ初戦で、自身の高校時代の同級生となる村中監督が率いる東海大甲府と激突が決定。ヤクルト戦後、その事実を耳にすると、大きな目をさらに見開いた。「コメントしづらいね。できれば決勝戦で当たってほしい」と笑った。昨秋の関東大会準々決勝の再戦となる試合に「いい試合になるでしょう。秋は、甲府が勝ってるからね」と両者の健闘を期待した。

センバツ日程
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