【佐々木クリスのバスケペディア】人気と実績はジョーダン級の現役最強選手レブロン・ジェームズ

レイカーズのレブロン・ジェームズ(左)とマッチアップしたウィザーズ・八村(ロイター)
レイカーズのレブロン・ジェームズ(左)とマッチアップしたウィザーズ・八村(ロイター)

◆NBA ウィザーズ127―124レイカーズ(22日)

 ウィザーズの八村塁(23)が現役最強選手レブロン・ジェームズ(36)を擁するレイカーズに127―124で勝利した。先発出場して37分14秒プレーし、自己最長タイの8戦連続2桁15得点、6リバウンドをマーク。延長の末に昨季王者を倒し、約3年ぶりの5連勝で通算11勝17敗とした。元プロバスケットボール選手でアナリストの佐々木クリス氏は、コラム「バスケペディア」でジェームズが最強と言われるゆえんを語った。

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 これまでに数々の伝説を作ってきたレブロン・ジェームズがNBAで18シーズン目を戦っている。36歳にしてなお、トップに君臨し、今季は22日終了時点で、1試合平均35分、25・8得点と超人的なパフォーマンスを見せている。現地では早くも今季のシーズンMVP最有力との呼び声高く、決勝に出場すれば、ファイナルMVPも狙える。36歳でこれだけの賞を総なめにできる可能性を秘めていることが、すごさを物語っている。

 19日の試合では、史上3人目となる通算3万5000点を史上最年少で達成し、また新たな歴史を作った。このペースを維持すれば、22―23年シーズンには、歴代1位のカリーム・アブドゥル・ジャバー(通算3万8387点)を超える試算だ。史上初の4万点達成の日も訪れるだろう。さらに通算9000リバウンド、9000アシストをマークしている唯一の選手であり、まさに最強のオールラウンダーであることを証明している。3月7日のオールスターには、史上初17年連続先発メンバーに選出された。長年にわたり圧倒的人気と実力を誇る最強プレーヤーである。

 ここから目指すべき先は“神様”マイケル・ジョーダンだ。ジェームズは優勝4回、シーズンMVPとファイナルMVPもそれぞれ4度受賞。一方のジョーダンは3連覇を2回、うち全ファイナルでMVPを取り、シーズンMVPも5回受賞した。現時点で優勝回数こそ及ばないが、ジェームズは過去10シーズンで9回、チームを決勝までけん引している。他の選手とは一線を画す偉業で、すでにジョーダンに匹敵するものは十分になし遂げている。あとは超えるのみ。現役最強から、史上最強となる日もそう遠くはない。

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