【センバツ】三島南、強打の鳥取城北に「守り勝つ野球」で対抗だ 

教室でスクリーンに映し出される抽選を見守る三島南ナイン
教室でスクリーンに映し出される抽選を見守る三島南ナイン
オンラインで抽選会に参加した三島南・伊藤侍主将(左)と鳥取城北・畑中主将
オンラインで抽選会に参加した三島南・伊藤侍主将(左)と鳥取城北・畑中主将

 第93回センバツ高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで行われ、21世紀枠で初出場する三島南の初戦は鳥取城北(鳥取)との対戦が決まった。出番は大会第2日(20日)午前11時40分開始予定の第2試合。春夏通算7度の甲子園出場(昨春は中止)で、昨秋の公式戦チーム打率3割2分7厘の強豪に対し、三島南ナインは「守り勝つ野球」で対抗することを誓った。

 固唾(かたず)をのんでスクリーンを見守っていた三島南ナインからどよめきが漏れた。創部100年で初めて立つ聖地。初戦の相手は昨秋鳥取2位、中国4強の鳥取城北に決まった。稲木恵介監督(41)は「トータル的にバランスの取れたチーム。守備で無駄な点を与えないことをまずやっていく」と断言。隙を見せずにゲームを進め、ワンチャンスをものにする戦い方で勝機を見い出す構えだ。

 鍵となるのは投手陣。先発が濃厚なエース・植松麟之介(新2年)は「自分の一番大事なポイントは変化球。そこの質にこだわっていく」と約1か月後の決戦を見据えた。カーブ、スライダー、チェンジアップ、シンカーと多彩なボールを操る横手右腕だが、それだけでは通用しないことも理解している。相手は昨秋7試合で6本塁打をマーク。「インコースを使う。当てるぐらいの気持ちでいかないと内角には投げきれない」と強気の“ケンカ投法”を予告した。

 軟投派エースから後を受けるのが最速139キロの前田銀治(新3年)だ。中堅からマウンドに上がるストッパーは「麟之介とうまく緩急を使えれば」とイメージを描いた。21日の球場練習では今季最速の138キロを記録。気温が上昇すればさらなる数字が期待できる。「甲子園常連の格上とやれるのは自分たちの今後の糧になる」とワクワクを隠さず言い切った。

 相手は専用球場や室内練習場を保有するなど抜群の環境と三島南の倍以上となる73人の部員が所属している。それでも稲木監督は「野球の本質はどんなに強い相手でも勝てるところにある。そのための準備をしていく」と諭すようにナインに語りかけた。抽選を終えた伊藤侍玄主将(新3年)も「バントや足を絡めることができればいい試合ができる」と強調した。24日からテストのため練習はオフ。しばし勉強に集中し、再び目標の「甲子園1勝」へ歩みを進めていく。(武藤 瑞基)

◆4番・小堂動画サイトで研究

 〇…4番の小堂湧貴内野手(新3年)は早速動画サイトで鳥取城北の映像を発見して熱視線を送った。「家に帰ったらもっとあさります。打つべき球を絞っていきたい」。相手主戦の広田周佑投手(新3年)は130キロ台の直球にスライダーやカーブを交えてくる。捕手の岸野桂大(新3年)らは中学時代にジャイアンツカップで優勝するなど実績があるだけに、相手バッテリーとの駆け引きに備えていく。

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