【センバツ】北海・宮下主将“ダブルリベンジ”へ「しっかり準備」全国最多春夏10度目開幕戦…令和1勝で「4元号」勝利狙う

リモートで抽選会に参加した北海・宮下主将
リモートで抽選会に参加した北海・宮下主将

 第93回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、リモートで行われ、10年ぶり13度目出場の北海は開幕試合で神戸国際大付(兵庫)と対戦することが決まった。春夏通じ史上最多の10度目となる開幕試合は鹿児島実に敗れた15年夏以来。神戸国際大付には17年夏に負けており、“ダブルリベンジ”を果たし、大正、昭和、平成、令和の「4元号」勝利で2年ぶりセンバツの白星1号をつかむ。

 名門・北海にとって“ダブルリベンジ”のカードになった。リモートで抽選に臨んだ宮下朝陽主将(新3年)が飛び込んだ2番は開幕試合、相手は神戸国際大付だった。チームメートから「初日だけはやめてくれ」と言われていた宮下主将は「嫌な予感はあった」と苦笑いも「しっかり準備したい」と気を引き締めた。

 コロナ禍で2月に道外遠征に行けず、土のグラウンドで練習できるのは3月から。少しでも慣れるため、大会序盤の初戦は避けたかった。だがエース木村大成(新3年)は「1番注目をされる試合なので楽しみ」と2年ぶりに開催される大会で先陣を切って登場することをプラスに捉えた。

 開幕試合は春夏通じて10度目だ。直近の15年夏は鹿児島実に4―18と大敗。暑さのなかでの開会式に体力を奪われたまま試合に突入、リズムをつかめないまま大量失点した。だが今回は春、しかも開会式は簡素化されるため、平川敦監督(49)は「15年のような苦労はないと思う」と不安は口にしなかった。

 兵庫勢には春夏合わせ5連敗。神戸国際大付には17年夏初戦の2回戦で4―5と惜敗した。当時中学2年でテレビ観戦していた木村は「悔しい思いがあった」。先輩たちの思いも背負って戦う。

 今年創部120周年を迎える。甲子園初開催となった1924(大正13)年夏、北海中は開幕戦で静岡中(現・静岡)に5―4でサヨナラ勝ち。そこから聖地で大正、昭和、平成と白星を重ね、今回は令和と4元号で勝利するチャンス。「北海の伝統を受け継げるように頑張りたい」と宮下主将。苦い記憶を払拭して新たな歴史を刻んでいく。(西塚 祐司)

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