伊藤沙莉、憧れの賞に「やっと役者人生の第1章が終わった」…ブルーリボン賞助演女優賞

「ぬくぬくしていられない」と意欲を見せる伊藤沙莉
「ぬくぬくしていられない」と意欲を見せる伊藤沙莉
第63回ブルーリボン賞 受賞者と作品
第63回ブルーリボン賞 受賞者と作品

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第63回(2020年度)ブルーリボン賞」が23日、決まった。女優・長澤まさみ(33)が、「MOTHER マザー」(大森立嗣監督)と「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(田中亮監督)で史上初の2年連続主演女優賞の快挙を達成。主演男優賞には「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)の元SMAP・草なぎ剛(46)が輝いた。授賞式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。

 助演女優賞の栄冠をつかみとった伊藤沙莉(26)にとって、ブルーリボン賞はあこがれだったという。「日本アカデミー賞と同じく、説得力のある賞。いつかは表彰されたいと思わせてくれる賞なのでうれしいです」。お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(31)は実兄で仲が良く「伝えていないが、喜んでくれると思います。刺激し合いたい」と頬を緩めた。

 2003年に日本テレビ系ドラマ「14ヶ月~妻が子供に還っていく~」に当時9歳の子役で出演し芸能界デビューした。芸歴18年の“ベテラン”だが、「気づいたら年月がたっていただけ。芝居がしたいと思ったことはなくて、自分の好きなことが仕事だった感覚です。当時は好き勝手やっていました」と振り返る。

 まだ20代とは思えない、貫禄すら感じられる安定の演技力。対象作の「劇場」(行定勲監督)、「十二単衣を着た悪魔」(黒木瞳監督)、「ホテルローヤル」(武正晴監督)以外にも、昨年は映画やテレビCMに多数出演した。アニメ声優にも挑戦し、コロナ禍ながら充実した1年を送ったが、危機感を募らせてもいた。

 「昨年までは得意な役、特に『自分に自信が持てない役』が多かった。これで100%納得してはいけない。気を引き締めないと。手に入れた瞬間に失う恐怖もある。ぬくぬくはしていられません」

 受賞は最高の一区切りとなる。「18歳の時に今の私が固まって、今やっと私の役者人生の第1章が終わった感じです」。伊藤の役者人生第2章はどうなるのか。「手を出さず避けてきた役に挑戦したい。苦手なクラスのマドンナとか、もう少しシリアスな作品に出てもいいかな。不快な役もいいかも。ブルーリボン賞は主演も助演も欲しいです」と早くも青写真を描いた。

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