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【21年引退調教師 次世代への継承6】星野調教師「思い残すことはない」騎手では障害最多勝

12年の日経賞をネコパンチで制した星野調教師(左)
12年の日経賞をネコパンチで制した星野調教師(左)

 騎手時代は障害史上最多勝の名手が24年の調教師生活に別れを告げる。「思い残すことはないね。いろんなことがあった。死ぬような目にもあったけど、幸せですね。楽しいことも苦しいこともいっぱいありました」。下乗り(騎手候補生)を5年、騎手を26年、調教師を24年で計55年。人生の多くの時間を競馬とともに歩んできた。

 思い出すのは、下乗り時代の氷点下10度の極寒の中での調教だ。「ジャンパーも着れないし、手袋もできない時代だった」。多くの苦労をへて騎手となり、歴代最多の障害254勝。海外のレースにも90年にオーストラリアのシュウェップス障害騎手世界選手権に日本代表として出場し、優勝するなどした。中山大障害も7度V。常にけがと隣合わせの生活だったが、「危険が多い? だから面白いんだよ。命をかけるくらいじゃなきゃ、人間って、人生ってつまらない」と話す。調教師となってからも2002年に管理馬に腹部を蹴られて重傷を負ったこともあった。

 重賞はヤマニンアラバスタ、ネコパンチ、キングハートで4度V。忘れられない勝利も敗戦もある。「畳の上じゃ死ねないと思っていた」。命をかけて競馬に取り組んできただけに、悔いはない。(恩田 諭)

 ◆星野 忍(ほしの・しのぶ)1950年12月29日、東京都生まれ。70歳。71年に騎手デビューし、97年の引退まで2330戦310勝。障害254勝は最多で、中山大障害も7勝(重賞13勝)するなど名手として活躍した。98年に美浦で開業し、JRA通算130勝(うち障害11勝)。重賞は05年新潟記念・G3、府中牝馬S・G3(いずれもヤマニンアラバスタ)、12年日経賞・G2(ネコパンチ)、18年オーシャンS・G3(キングハート)の4勝。

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