第13回ユングフラウ賞・S2は23日、浦和競馬場の1400メートルを3歳牝馬12頭で争われた。レースは8番人気のウワサノシブコ(和田譲)が直線2番手からゴール前で1番人気のケラススヴィアをとらえて、重賞初勝利。勝ちタイムは1分29秒5(良)。頭差の2着はケラススヴィア(森泰斗)が入り、3着は2番人気のグロリオーソ(吉原寛)だった。
なお、1~3着馬には、桜花賞・S1(3月31日、浦和1600メートル)の優先出走権が与えられた。
和田譲治騎手(ウワサノシブコ=1着)「周りも速い馬ばかりだったが、なるべく前でと思っていた。道中は前の集団の後ろに付けて、向こう正面で外4番手。早めに行こうと思っていました。直線は1頭強い馬(ケラススヴィア)がいたが、何とかかわしてくれと追いました」
ウワサノシブコ 父アイルハヴアナザー、母スマートシンパシー(父ダンスインザダーク)。浦和・岡田一男厩舎所属の牝2歳。栗毛。通算13戦4勝(うち南関東4戦2勝)。北海道新ひだか町の岡田スタッドの生産。総獲得賞金は2067万5000円。重賞初勝利。馬主は上野耕一氏。