Jリーグは22日、昨年10月31日の大分―浦和戦(昭和電ド)で両チームサポーターの違反行為に対して、両クラブに懲罰を決定した。浦和にはけん責と罰金300万円、大分にけん責処分が科された。
村井満チェアマンはこの日の臨時実行委員会後にオンラインで会見し、「クラブとサポーターの信頼関係、(コロナ禍で試合、クラブを)一緒に作っていこうという握りがまだ弱いのかもしれない。そこにしっかり向き合ってもらいたい」と危機感を募らせた。
また、沖縄キャンプ中に浦和MF柏木陽介とFW杉本健勇がクラブの規律に反して外食した件については、リーグからクラブに対して処分はなし。村井チェアマンは「クラブの監督責任の事実確認をしました。クラブは十分に徹底した」と話した。
昨年10月、仙台のMF道渕諒平(同月に契約解除)がDVなど交際女性とのトラブルが明らかになった件については、クラブに対して処分はなし。同チェアマンは「クラブ管理責任を逸脱した、大きな過失は認められなかったので注意にとどめております」と話し、今月15日付で注意喚起する文書を送ったと明かした。