9月開幕のWEリーグに参入するINAC神戸が22日、ゲルト・エンゲルス監督(63)との契約を終了したことを発表した。
エンゲルス前監督は昨季に就任。2013年以来のリーグ優勝を託されたが、リーグ戦は2位に終わった。エンゲルス氏は「別れはいつも残念なこと。みんなも、僕もWEリーグに向かって楽しみだった。2020年は複雑な年だったけど、INAC神戸ファミリーが団結しました。ファン、サポーターや皆さんにとても感謝します」などとコメントした。
後任は2010年11月から指揮を執り、11~12年に無敗でのリーグ連覇を達成した星川敬氏(44)が就任。新指揮官もクラブを通じ「2021年はWEリーグ元年。そして東京五輪。そのような年に声を掛けてくださった意味と自分が期待されている事は理解しています。神戸から離れて8年、その間に欧州のチームで指導者として培った経験を活かして、またみんなで世界一を目指していきたいと思います」などと意気込みを語った。