【ヤクルト】ドラ1木沢尚文&ドラ2山野太一、W開幕ローテ入りへアピール

楽天戦の2番手で登板し2回を無失点に抑えた木沢(カメラ・頓所 美代子)
楽天戦の2番手で登板し2回を無失点に抑えた木沢(カメラ・頓所 美代子)
5回から登板した山野
5回から登板した山野

 ヤクルトの新人投手コンビが、開幕ローテーション入りへ好スタートを切った。21日の楽天戦(浦添)でドラフト1位右腕・木沢尚文投手=(22)=慶大=と同2位左腕・山野太一投手(21)=東北福祉大=が実戦デビューし、ともに2回無失点。昨季12球団ワーストのチーム防御率4・61、589失点、139被本塁打と低迷した投手陣の起爆剤となるべく、アピールに成功した。

 3回から2番手で登板した木沢は「自分にできることは限られている。シンプルな気持ちでマウンドに上がった」。3、4回ともに走者を背負ったが、最速151キロの直球にカーブ、スプリットなどを交えて無失点。3回先頭の下妻には150キロでバットを粉砕し、最後はカットボールで“初三振”を奪った。しかし「ストライクで勝負する」というテーマには反省が残り「次までに修正していきたい」と次戦を見据えた。

 山野は柔の投球を見せた。大学4年間で公式戦22勝無敗の左腕は、140キロ中盤の直球に、今キャンプで石川から助言を受けたチェンジアップなど緩急を武器に好投。5回2死二塁では、タイムを取って捕手の中村に「(構える際に)コースに寄ってほしい」と要望し、「全く緊張していなかったし、すごく楽しく投げられた」と強心臓ぶりが光った。

 現状では小川、石川、高梨、スアレスの開幕ローテ入りが濃厚。残りの枠を高橋、原、新人投手陣で争う。新助っ人のサイスニードや、獲得が決定的なバンデンハーク(前ソフトバンク)の入国時期は見通せず、結果を出し続ければ新人コンビの開幕ローテ入りも現実味を帯びてくる。高津監督は「一歩を踏み出したにすぎない。これからまた次へとつなげていかなくてはいけない」としたが、厳しい言葉は大きな期待の裏返しだ。(小島 和之)

 ◆木沢 尚文(きざわ・なおふみ)1998年4月25日、千葉県生まれ。22歳。小学6年時にロッテジュニアの一員として12球団ジュニアトーナメント優勝。八千代中央シニア、慶応高から慶大に進み、東京六大学リーグ通算7勝2敗。183センチ、85キロ。右投右打。

 ◆山野 太一(やまの・たいち)1999年3月24日、山口県生まれ。21歳。高川学園では3年夏に甲子園出場。東北福祉大では3年春にMVP、3年春秋に最優秀投手賞、ベストナインを受賞。172センチ、77キロ。左投左打。

〈PR〉今ならDAZNが2か月無料となるキャンペーン実施中!プロ野球練習試合やオープン戦を配信中

楽天戦の2番手で登板し2回を無失点に抑えた木沢(カメラ・頓所 美代子)
5回から登板した山野
すべての写真を見る 2枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請