コパノキッキング、次戦ドバイから米国転戦プラン浮上 Dr.コパオーナーが明かす

直線一気の豪脚を決めたコパノキッキング(手前)。奥は2着のマテラスカイ
直線一気の豪脚を決めたコパノキッキング(手前)。奥は2着のマテラスカイ

 「サウジカップデー」が現地時間20日(日本時間21日未明)、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、日本調教馬が2競走を制した。リヤドダートスプリントはコパノキッキング(ビュイック)が直線の豪脚で勝利を飾り、マテラスカイと日本馬のワンツーを決めた。同馬を所有するDr.コパこと小林祥晃オーナー(73)は、ドバイ経由での海外転戦プランを明かした。

 リヤドダートスプリントを直線一気の末脚で制したコパノキッキングに海外転戦プランが浮上した。国内でテレビ観戦した小林祥晃オーナーは、「力があるところを見せてくれた。予定通りドバイに行って、その後は日本へ戻らず、アメリカに行こうと思っている」と長期遠征プランを明かした。

 以前からオーナーは米国遠征を意識していたが、体調が整わないなどタイミングが合わず実現しなかった。初の海外遠征で結果を出したことで視界が大きく開けたのは間違いない。「最終的にはブリーダーズCスプリント(11月6日、デルマー競馬場・ダート1200メートル)に行きたい。今年は国内でレースをしないかもしれない。やっぱりアメリカで勝つためには、現地で調整して、現地のジョッキーで慣れることが必要だと思う。本番までに何戦か現地で走って、向こうのダートに対応していってほしいね」と見通しを説明した。

 海外初戦を勝利に導いたビュイックは「出遅れたが、すぐに先行集団についていけた。素晴らしい末脚を見せてくれた」と絶賛。次走のドバイ・ゴールデンシャヒーン(3月27日、メイダン競馬場・ダート1200メートル)で初G1制覇がかかる。「日本時間の22日にドバイに入って調整すると聞いている。できれば、ビュイック騎手に続けて乗ってほしい」とオーナー。サウジで世界基準を知った6歳馬が、中東から米国へ。世界を転戦する夢のストーリーが始まろうとしている。

 ◆コパノキッキング 父スプリングアットラスト、母セラドン(父ゴールドヘイロー)。栗東・村山明厩舎所属のセン6歳。米国・Rマクドナルド氏の生産。通算21戦10勝(うち地方8戦1勝、海外1戦1勝)。主な勝ち鞍はカペラS・G3(18年)、根岸S・G3、東京盃・交流G2、カペラS・G3(いずれも19年)。馬主は小林祥晃氏。

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