◆練習試合 ヤクルト―楽天(21日・浦添)
ヤクルトのドラフト1位右腕・木沢尚文投手(22)=慶大=が、楽天との練習試合の2番手で実戦初登板に臨み、2回を1安打無失点、1奪三振と上々のデビューを飾った。
2点リードの3回からマウンドに上がり、先頭の下妻から143キロの変化球で空振り三振を奪う好調な立ち上がり。1死から辰己に右中間を破られる二塁打、続く小深田に四球を与えて一、二塁とピンチを招いたが、鈴木大を一直併殺に仕留めて無失点でしのいだ。
4回は1死から銀次に四球を与えたが、続く田中和を内角の149キロで詰まらせて二ゴロ併殺に仕留めた。最速は151キロを計測。力強い投球でバットを折るなど、開幕ローテーション入りへ好スタートを切った。