2月21日の阪神6R・3歳1勝クラス(芝1400メートル、11頭立て)は、単勝1・5倍の断然人気に推されたグレイイングリーン(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)がゴール前で差し切り、2勝目(3戦)を挙げた。勝ちタイムは1分20秒5(良)。
やや出負け気味のスタートとなったが、中団のインを確保。勝負どころも前に離されずについて行くと、直線はわずかに空いていた内ラチ沿いへ。ラスト1ハロンは他馬とは違う勢いで迫り、豪快に差し切った。
1、4Rに続いてこの日の3勝目となった岩田望来騎手は「ゲートで少し出遅れましたが、リカバリーして、内々を通りました。最後は空いている隙間を見つけて追い出したら、すごい伸びでした」と非凡な切れ味に驚きの様子。今後に向けては「クラスが上がるとスタートが課題になりますが、能力はあります。精神的に成長してくれば、距離もマイルまでならもちそうです」と指摘した。