気温20度で毛糸帽子 米でワクチン接種のため老女に変装した女性に警告

 米フロリダ州で、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けるために老人に変装した34歳と44歳の女性が、変装がバレて警告を受けていたことが20日、分かった。

 地元メディアなどによると2人は現地時間17日、接種会場を車で訪問。帽子に手袋、メガネ着用という“いかにも”という格好だったことや、当日は20度近い気温にもかかわらず1人は毛糸の帽子をかぶっていたことから、接種担当者が不審視した。詳しく調べたところ、接種カードと運転免許証の生年月日が違っていた。同州で現在接種を受けられるのは、65歳以上の高齢者と医療従事者、基礎疾患を持つ人のみとなっている。

 新型コロナのワクチンは2回接種が原則で、2人が受けようとしたのは2回目。1回目はどのようにして係員の目をくぐり抜けたのか不明だが、2回目は失敗に終わった。地元警察は「自分たちが何をしたのか分かっているのか。あなたたちより必要としている人からワクチンを盗んだんだぞ!」と厳しく説教。接種会場へ不法侵入した罪で警告したが、起訴はされていない。

 同州の新型コロナによる死者は3万人弱で、全米の州では4番目に多い。2人の他にも、男性が同名の父にふんして接種を受けようとしたり、接種会場から帰宅する看護師などに「余りがないか?」と近づく不審者もいるという。

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