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【ダイヤモンドS】グロンディオーズ、屈腱炎と戦いながら6歳で念願重賞初制覇

グロンディオーズ(手前)が首差で重賞初制覇
グロンディオーズ(手前)が首差で重賞初制覇

◆第71回ダイヤモンドS・G3(2月20日、東京競馬場・芝3400メートル、良)

 名物長距離重賞、第71回ダイヤモンドS・G3が20日、東京競馬場で行われ、7番人気のグロンディオーズ(三浦)がゴール前でオーソリティを首差で差し切った。屈腱炎での長期休養もあった素質馬が6歳にして重賞初制覇を飾った。

 最後の力を振り絞った。残り50メートル。グロンディオーズは粘り込みを図るオーソリティに半馬身差まで詰め寄ると、残った全精力を末脚に宿しゴール寸前でグイッとひと伸び。メンバー最速の上がり34秒5で1番人気馬を首差とらえ、重賞初制覇。三浦は「瞬発力は向こうが上なので(一度は)突き放されたけど、必死に追いました」と笑顔で心地よい疲労感を伝えた。

 狙い澄ました一戦だった。18年の菊花賞(13着)後に左前肢の屈腱炎を発症し、1年8か月の長期休養を余儀なくされた。その後も重度の病気と闘いながらレース間隔を空け、脚元と相談しながらの進路選択。前走(中日新聞杯5着)で手綱を執ったルメールから距離が短いとの指摘もあり、3400メートルのG3に目標を定めた。田村調教師は「どうしてもこの馬で重賞を勝ちたかった。一発勝負をかけていた」としてやったりの表情を浮かべた。

 ステイヤーズS(芝3600メートル)に次ぐ長距離の重賞を制したことで、3200メートルの天皇賞・春(5月2日、阪神)が視界に入ってくるが、トレーナーは今後について、まだ不安が残る脚元を考慮し、「様子を見ながら」とした。デビューから素質を評価されてきたルーラーシップ産駒が、この勝利をきっかけに再び上昇気流に乗る。(石行 佑介)

 ◆グロンディオーズ 父ルーラーシップ、母シェリール(父サンデーサイレンス)。美浦・田村康仁厩舎所属の牡6歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算戦績は10戦5勝。総収得賞金1億187万6000円。重賞初勝利。馬主は(有)サンデーレーシング。

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