楽天・田中将大投手(32)の本拠地・宮城県への経済効果が、1年間で約57億1697万円と試算された。関西大の宮本勝浩名誉教授が17日、発表した。コロナの影響が続き入場制限を収容人員の半数と仮定すると、約39億960万円となったという。宮本名誉教授は「これらの金額は、球団はじめ地元の経済界全体に入ってくる金額の総額である。数値を見ると、マスコミで取り上げられている田中選手の年俸9億円は決して高いものではなく、田中選手の楽天復帰入団が地元宮城県に非常に大きな経済効果をもたらすことが分かる」と述べている。