【楽天】涌井秀章、開幕投手「ひそかに狙ってます」 現役最多3年ぶり10度目大役へ真っ向勝負

スポーツ報知
ブルペンで投げ込む涌井

 楽天・涌井秀章投手(34)が17日、ロッテ時代の2018年以来3年ぶりとなる開幕投手に意欲を示した。8年ぶりに復帰した田中将大投手(32)らとの競争になるが、「ひそかに狙っている」と宣言。真っ向勝負で現役最多10度目の大役を射止めにいく。

 淡々とした口調ながら、決意に満ちた涌井の表情からは確かな闘争心が見えた。「開幕投手は野球選手にとっては光栄な舞台。今年はひそかに狙ってます」。沖縄・金武でのキャンプは第4クールに入った。ここまで多くを語らなかった右腕がようやく今季にかける思いを明かした。

 昨季は11勝(4敗)をマークし、史上初となる3球団目での最多勝を獲得。移籍1年目ということもあり、岸に大役の座を譲ったが、今季は3月26日の日本ハムとの開幕戦(楽天生命)先発をターゲットに設定した。現役ではヤクルト石川と並び最多タイ9度の開幕投手を務めてきた144勝右腕は、8年ぶりに楽天に復帰した田中将(日米177勝)、2歳上でここまで順調に調整を進める岸(132勝)、実績十分の則本昂(85勝)と争うことになる。

 なかでも08年北京五輪、09年第2回WBCでもチームメートだった田中将とは、練習中も互いに冗談を飛ばし、意識し合う間柄だ。「五輪とかWBCでも一緒にやってて、田中がどんな性格はわかっている。まぁ、俺くらいしかイジれるやつはいないでしょ!」と“イジリー・ワクイ”襲名宣言? も飛び出した。

 グラウンドでは一歩も引く気はない。石井監督は大役について「競争」を掲げており、「1年間しっかりと回ってくれる投手。一番多く投げてほしい投手」との条件を挙げる。昨季、涌井は開幕カードの相手となる日本ハム戦で4試合に先発。2勝0敗、防御率2・67と好相性な面も“追い風”になりそうだ。

 「今のところ順調に来ています。例年と同じようにここまでは真っすぐの精度を上げている段階」と説明。この日もブルペンで49球を投げ、確認を行った。今季初の実戦登板は26日のヤクルトとの練習試合(浦添)に決定。「3・26」を視野に入れ、ここからギアを上げる。(長井 毅)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請