【札幌】小柏剛、クラブJ1史上初の新人開幕弾へ“個”の局面打開力を猛アピール

札幌でもNO1ストライカーを目指す小柏
札幌でもNO1ストライカーを目指す小柏

 J1北海道コンサドーレ札幌は17日、熊本での2次キャンプをスタートした。開始に合わせるように激しい雪が降り、予定の2部練習は午前の1部練習のみとなったが、約2時間半の密度の濃い練習を実施。大卒FW小柏剛(22)は、クラブJ1史上2人目のルーキー開幕戦先発、そして同史上初の新人開幕弾へ、熊本キャンプで“個”の局面打開力を猛アピールすると誓った。

 思わぬ大雪にも小柏の視界は良好だった。3日間オフを挟み迎えた熊本初日は2時間半、試合形式など負荷のかかる練習で駆け回った。「体も休まり新しい気持ちに。開幕スタメンへこだわってやっていく」。開幕戦まで残り9日。新人として12年DF奈良竜樹(27)=現福岡=以来のJ1開幕戦先発、96年JFLの吉原宏太氏(43)以来、Jではクラブ初の開幕ルーキー弾へイメージを膨らませた。

 沖縄で強めた自覚を熊本で体現する。最終日13日の川崎との練習試合は昨季王者から得点を奪えず2本計3―14の屈辱を味わった。「自分が好機を決めていれば流れは変わっていた。体を張るとか足りない所も浮き彫りになった」。ここまで全6戦に主力組抜てきも1得点止まり。明大から大学ナンバーワンとして加入した以上、満足はできない。

  • 大雪の中、熊本キャンプをスタートした札幌イレブン

    大雪の中、熊本キャンプをスタートした札幌イレブン

 大学1年時のデンソー杯以来の熊本だが「札幌を出てまで大雪に降られるとは思ってなかった」と苦笑い。それでもベルギー1部ベールスホットに移籍したFW鈴木武蔵(27)を上回る俊足で裏を狙い、積極的にドリブルも選択。連動に加え「1人でも点を取れるFW」を目指し、前エース移籍後に悩まされた得点力不足解消へ局面打開力に磨きをかける。

 熊本では対外試合1戦を予定。得点量産へ「練習からこだわらないと間に合わない。自分には伸びしろがあるはずだから」と小柏。新人離れした危機感も胸に、大物ルーキーが最高の船出を目指す。(川上 大志)

 ◆小柏 剛(おがしわ・つよし)1998年7月9日生まれ。22歳。群馬県出身。大宮ジュニアユースから大宮ユースを経て明大進学。3年時の19年にユニバーシアード日本代表に選出され、優勝。昨年3月、札幌加入内定。7月に特別指定選手となり、8月12日ルヴァン杯・横浜C戦(札幌ド)でデビュー。J1・4試合、ルヴァン杯1試合に出場。167センチ、67キロ。右利き。背番号35。

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