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【21年引退調教師 次世代への継承3】ジェンティル育てた石坂正調教師は大舞台に愛された

有終の美を飾った14年有馬記念のジェンティルドンナと石坂正調教師
有終の美を飾った14年有馬記念のジェンティルドンナと石坂正調教師

 大舞台に愛され続けてきた。石坂正調教師は1998年に厩舎を開業した時、すでに47歳。しかし、決して長いとは言えない23年の中で国内外、地方を入れると実にG1・25勝を積み重ねてきた。

 第一歩はサプライズから始まった。「大変な仕事をしてくれた。まさか勝てるとは…」と口にしたのは開業3年目、2000年のスプリンターズS。最低人気、単勝2万5750円のダイタクヤマトの勝利で世間をアッと言わせた。その後は芝、ダートを問わずに一時代を築いた名馬を管理。砂上では07年からダートG1・9勝のヴァーミリアンだ。2歳時には芝重賞を勝ったが、3歳秋にはダート路線に切り替えた。素早い決断が高い能力を引き出したと言える。

 そして、芝では史上4頭目の3冠牝馬となり、当時は史上最多タイのG1・7勝を挙げたジェンティルドンナ。わずか7センチ差で偉業を成し遂げた12年の秋華賞、鮮やかに有終の美を飾った14年の有馬記念など数々のドラマをファンに届けてきた。

 「3年間、無事で元気にここまで過ごしてくれた。素晴らしい馬でした」と引退式で最大級の賛辞を贈ってから6年余り。21世紀を華やかに彩ってきた名トレーナーがもうすぐ静かにターフを去る。

 ◆石坂 正(いしざか・せい)1950年12月24日、佐賀県出身。70歳。内藤繁春厩舎、橋口弘次郎厩舎の助手を経て、98年3月に厩舎を開業。同21日の阪神7R、ダンスチャージで初勝利。00年のスプリンターズS(ダイタクヤマト)で重賞初勝利をG1で挙げた。14年のドバイ・シーマクラシック(ジェンティルドンナ)で海外G1初勝利を挙げた。JRAでは5808戦689勝。重賞はG1・14勝を含む49勝。

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