JFLに生まれた「もう1つの大阪ダービー」Jリーグ昇格目指すFC大阪とTIAMO枚方の戦い

枚方の元日本代表MF二川
枚方の元日本代表MF二川

 「大阪ダービー」と言えば、ほとんどの人がG大阪とC大阪による試合を思い浮かべるに違いない。自身の担当クラブであるC大阪はダービー前になるとピリピリとした空気を醸し出し、選手たちは「ガンバには負けたくない」と口をそろえる。スタジアムではいつも以上に気合が入った熱戦を繰り広げるのが恒例だ。

 そんな好カードが、J3リーグの下部に位置する日本フットボールリーグ(JFL)でも生まれることとなった。今季から大阪を拠点とするクラブが2に増えたことが理由で、新たにJFLに昇格したのが昨季の関西1部リーグを制覇し「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」でも優勝した「TIAMO枚方」。現役時代は名古屋や鳥栖、新潟でプレーした小川佳純氏(36)が昨季から監督に就任。G大阪で活躍した元日本代表MF二川孝広(40)などJリーグでの実績豊富な選手がチームを支えている。

 一方、一足先に2015年からJFLに参戦しているのが「FC大阪」。東大阪市をホームタウンとしており、昨年に同市が所有する花園ラグビー場など「東大阪市花園中央公園エリア」の指定管理者を公募した際には、FC大阪などからなる企業連合「東大阪花園活性化マネジメント共同体」が指定管理者に選ばれ話題を集めた。

 FC大阪はJ3リーグ昇格への条件を備えており、昨季のJFLで4位以内に入れば決定する状況だった。チームは最終節まで可能性を残していたが、リーグ最終戦で敗れて昇格は持ち越し。今季こそは悲願のJリーグ入りへと練習に励んでいる。

 両クラブは昨年8月、天皇杯の大阪府代表決定戦で対戦。試合は2―2のままPK戦に突入し、最後は5―4でTIAMO枚方が競り勝った。リベンジに燃えるFC大阪の岡崎将太GMは「Jリーグを目指すチーム同士、一緒に盛り上げていきたい」と気合十分。最初のダービーマッチは7月3日、万博記念競技場で開催される。(記者コラム・種村 亮)

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