【日本ハム】上沢直之、開幕OK3回0封「クソ高い」ボールで三振に手応え 沢村賞の中日・大野雄に“弟子入り”

スポーツ報知
中日との練習試合に先発し、3回を無失点に抑えた日本ハムの上沢

◆練習試合 日本ハム1―1中日(16日・北谷)

 日本ハムの開幕投手・上沢直之投手(27)が16日、中日との練習試合(沖縄・北谷)に先発した。今季初実戦で3回2安打無失点と上々のスタート。15日に19年以来、2年ぶり2度目の大役を務めることが発表された。投手陣を引っ張る右腕は、変化球を制限し伸びのある直球の確認をメインに遂行。最速146キロの速球で4三振を奪った。

 上沢の伸びのある速球にバットが空を切った。3回2死三塁。カウント1―2と追い込んでの、この試合48球目。高めに浮いたクソボールでも、井領は手を出した。4つ目の三振を奪い、今季初実戦登板を完了。「クソ高いですけど、バッターが振ってくれた。あれぐらい高めでも手が出るってことは、いいボールが行ってるのかな」と手応えを口にした。

 今キャンプは球の回転数や速度を計測できる「ラプソード」を目の前に置き、ひとりブルペン入りする。データを検証しながら、よりよい直球を追求中。「(これまでより)指先で押し込んでいる感じ。より打者に近いところで放すような」感覚で、直球の威力は増している。

 真っすぐな探求心も上沢の武器だ。登板前に、昨季の沢村賞左腕・大野雄に調整法を聞くチャンスがあった。昨季10完投6完封と、現代では数少ない先発完投型の竜の大エース。「面識はなかった」が一緒にいたトレーナーに話しかけてもらい会話が生まれた。「シーズン中にウェートをするか」で意見は分かれたが、「何が正解かは分からない。でもやらない人の意見を聞いたら、僕もそっちの方が合うかもしれない」と右腕の引き出しはまた一つ増えた。

 「一安心。良い形でスタートを切ってくれた」と栗山監督は安心した様子だ。次回は23日の楽天との練習試合(13時・名護)。3月26日の楽天との開幕戦(楽天生命)へ向け、日本ハムの大黒柱は進化を続ける。(秦 雄太郎)

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