2月13日の阪神11R・洛陽S(4歳上オープン・リステッド、阪神・芝1600メートル=10頭立て)は、3番人気のサトノフェイバー(牡6歳、栗東・南井克巳厩舎、父ゼンノロブロイ)が逃げ切り、2018年きさらぎ賞以来となる3勝目を挙げた。勝ちタイムは1分35秒2(良)。
スタートをポンと出ると、迷わずハナへ。前半600メートル37秒6のスローペースに持ち込んだ。余力十分で迎えた直線は、後続が迫ってからしっかり二枚腰を発揮。半馬身差をつけて振り切った。
古川吉洋騎手は「ペースが遅かったもんね。前回もそうだったけど、阪神では上がりで(速い)脚が使えるから、ペースを落としてもいいと思っていた」と、プラン通りの内容に笑み。3年前に自身が騎乗して重賞を勝った思い入れのある馬だけに「やっと勝てた。勝てたのが何より」と喜びをかみ締めていた。