政治ジャーナリストの田崎史郎氏が13日、日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・午前8時)にリモート生出演した。
番組では、女性蔑視とみられる発言で辞意を表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任問題が混乱に陥ったことを特集した。
森会長が五輪選手村村長で元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏に就任要請した経緯に政府が難色。川淵氏も一転、受諾しない意向を固め、人事は白紙に戻った。森会長は12日、理事・評議員の合同懇談会で退く意向を正式に表明した。
田崎氏は、森会長の後任問題に「今日の新聞見ると橋本聖子さんが浮上という記事が結構出ているんですね。でも、橋本さんが会長やるとすれば、まず大臣の兼職規定にひっかかるんで大臣を辞めないといけません。政治的中立の面から考えると自民党にいることは、ダメで離党しないといけない。かつ、国会議員でおられるだろうかと。国会議員が片手間でできる仕事じゃないんだろうかと考えると、僕は結構ハードル高いと思う」と指摘した。
その上で「僕は、アスリートの中からできれば女性っていう方がいいんじゃないかと思っていて。政府の方はとりあえず組織委員会が決めてもらおうと。政府は受け身だというスタンス」とコメントしていた。