「仮死状態だった」再々ブレイクの熊切あさ美、不惑の逆襲

インタビューに応じた熊切あさ美
インタビューに応じた熊切あさ美

 昨年出した16年ぶりの写真集「Bare Self」の美ボディーが話題となったことを契機に、バラエティーからのオファーが絶えない熊切あさ美(40)を先日インタビューした。19年は新規の仕事はほぼない状態だったが、20年下半期だけで40本近くのテレビの仕事が舞い込んでいる。

 中心メンバーとして活躍した「チェキッ娘」期、体当たり仕事に挑みまくった「崖っぷちアイドル」期を経ての再々ブレイク。インタビューの場でも常に腰が低く、カメラマンからの要求にも明るく笑顔で応じるのみならず「これは20年前にやっていたグラビアポーズで…」と次々にポーズを変え、自分から積極的に取材の場を盛り上げようとする姿に、番組スタッフが「また会いたい」と思う気持ちは分かるような気がした。

 浮き沈みの激しいジェットコースターのような芸能人生。「『崖っぷちアイドル』で仕事はもらえてるけど、『崖っぷち』だからこそ何でもしなきゃいけないというプレッシャーに負けそうだった。聞いていた仕事と、現場の仕事内容が違って『(別の)アイドルの子のNGが出たから、この仕事はあさ美ちゃんね』とかよくあったし、泳げないのに海に飛び込むとか、蛭子(能収)さんが『バンジージャンプ飛べない』って言うので代わりに飛んだことも…」。今でこそ笑って振り返れるが、当時は自分の存在価値について悩む日々だったという。

 また2015年、当時の恋人との三角関係がワイドショーの格好のネタとなった際には「売名」などと心ないバッシングを浴びた。「エゴサーチして、さらに落ち込んで…。あるとき、めちゃめちゃ良いコメントを書いてくれた方がいて。『ありがとうございます』と思っていたら、こっそり親友が書いてくれていたものだった」と瞳をうるませる場面もあった。

 昨年の活躍に「生きててよかったな、生き返らせてもらえてよかったなと思います。仮死状態だったので…」としみじみ。「人生は本当に色々あるけど、続けられるだけ続けてみることが大事だと思いました。あんなにいろいろあった私がちゃんと今幸せだから、仕事や失恋で“どん底”と思ってる方に元気を与えられる存在になれたら」。すでに新作の写真集の制作も決まっているという。40代の逆襲へ。崖っぷちの女はしぶとい。(記者コラム)

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