【DeNA】ドラ5池谷蒼大、静岡高時代に敗れた中日・根尾、巨人・横川ら大阪桐蔭勢を「抑えたい」

スポーツ報知
ブルペンで投球するDeNAドラフト5位の池谷

 静岡高、ヤマハ出身でDeNAにドラフト5位で入団した池谷蒼大投手(21)がインタビューに応じた。現在は沖縄・宜野湾市での1軍キャンプに参加中。貴重な救援左腕とあって、即戦力として大きな期待をかけられている。これまで静岡で生まれ育った21歳が、決意を口にした。(取材・構成=安藤 宏太)

 連日20度を超える沖縄の強い日差しの中で、池谷はプロの世界に飛び込んでいった。11日からは第3クールが始まった。

 「第1クール(1~4日)はとても緊張した中やって、体力的にも精神的な疲れも出て、チームの雰囲気に早く慣れようと頑張った。第2クール(6~9日)は練習の雰囲気とか流れもだいぶつかめている感じがしたので、ピッチングにおいて自分らしさというのをどんどん出せていると思います」

 キャンプ初日からいきなりブルペン入り。すでに変化球も投げ込み、実戦登板へ準備を進めている。「いいボールが来ている」と周囲の評価も上々だ。現状で1軍投手は15人。救援左腕は石田、砂田、池谷の3人だけだが、いまだ外国人選手の来日のメドが立たず、山崎らも2軍スタートであることを考えると、12~14人ほどの1軍枠の争いは容易ではない。

 「まずは自分のスタイルを確立すること。キャンプでせっかく1軍に帯同させてもらっているので、多くの先輩のアドバイスを吸収していきたいです」

 高校時代のリベンジも発奮材料になっている。17年3月。3年春のセンバツでは、2回戦で大阪桐蔭と対戦。根尾(現中日)、藤原(現ロッテ)、横川(現巨人)、柿木(現日本ハム)らをそろえる最強軍団相手に初回に6点を失うも、2~7回は無失点に抑えるなど力投を見せた。7回裏までリードしながら、最後は力尽きて敗戦。脳裏に残る一戦だ。

 「高校の人と集まるとその話にはなりますね。高校の時に結果的に負けてしまった部分があるので、(プロで対戦して)出来たら抑えたいという思いはありますね」

 社会人でもヤマハで3年間プレー。静岡で21年間生まれ育ってきたとあって、思い入れは強い。3月12~14日には草薙球場で楽天とのオープン戦3連戦が組まれている。

 「技術的にはまだまだ未熟なところがあるのでそこに『出たい』とは言えませんけど、いずれかは静岡の皆さんに見てもらえるような活躍を出来るように頑張りたいです」

 変則的なダイナミックなフォームから繰り出されるボールは、プロの舞台でも楽しみな存在。1軍キャンプ参加選手の中で最年少だ。

 「まずは信頼されるピッチャーというのを目標にしたい」

 同期入団のドラフト6位左腕・高田は静岡商。19年ドラフト1位内野手で期待の星・森は静岡市出身で、昨季チーム最多10勝・大貫は桐陽高出身と、DeNAの静岡パワーは無限大だ。その中でも最長となる21年間を過ごした池谷からは目が離せない。

 ◆池谷 蒼大(いけや・そうた)1999年8月2日、浜松市生まれ。21歳。浜松ドジャースで野球を始め、積志中を経て静岡高に進学し、17年春のセンバツに出場。卒業後、18年にヤマハ入社。昨秋のドラフト会議でDeNAに5位指名された。遠投120メートル、50メートル6秒1。最速147キロ。175センチ、80キロ。左投左打。血液型O。家族は両親と姉、兄。背番号「53」。契約金4000万円、年俸720万円。

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