大河ドラマ主演・吉沢亮「渋沢栄一はアホな部分はアホだけど面白いし格好いい」…「青天を衝け」連載〈上〉

スポーツ報知
エネルギッシュに渋沢栄一を演じる吉沢亮

 本能寺の変で幕を閉じた「麒麟がくる」に続き、14日から新しいNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)がスタートする。「日本の近代資本主義の父」と呼ばれ、2024年度から新1万円札の肖像画にもなる実業家・渋沢栄一を、俳優の吉沢亮(27)が演じる。スポーツ報知は新大河を3回にわたって連載。初回は初めての大河への意気込みや見どころを吉沢が語った。(浦本 将樹)

 渋沢栄一、といっても、受験勉強で「第一国立銀行を創設した人物」と覚えただけ、という方も多いはず。演じる吉沢も、「昔、習ったことあるかな…。全然詳しいことは知らなかった」と頭をかく。

 電気をつける。ガスを使う。電車で病院、銀行へ行く。ビールを飲む。日常生活の何げない一コマだが、これ全てに渋沢が関わっているのだ。「東京電力、東京ガス、主要な銀行、JR、アサヒ・キリン・サッポロのビール3社。全てに関係しています」(制作統括の菓子浩チーフプロデューサー)

 91年の生涯で渋沢は500を超える会社の設立や経営に携わった。「『こういう人』と一言では言えないけれど、調べれば調べるほど面白いし格好いい。若い頃はジェットコースターのように波乱万丈で死にそうな体験もする。アホな部分はアホだけど人を見る目はある。実業家として成功する前から素質はあったんだと思う。彼のそういう部分を見てほしい」(吉沢)

 渋沢は70歳を過ぎて実業界を離れても国のために尽くしたエネルギッシュな人物だった。そんな情熱あふれる性格は、第1話冒頭の1シーンにも表れている。青い空の下、猛ダッシュで馬を追いかける渋沢は、追いつくと馬上の徳川慶喜(草ナギ剛)に仕官を願い全力で土下座する。吉沢は「何回も走りました、馬と並走しながら。体力的にしんどかったですが、足腰が強くなった気がします」と笑った。

 菓子CPは「チャレンジを続け、みずみずしく若々しい渋沢さんを切り取りたいとなった時、20代でとても活躍していて、しかも芝居が託せる」と吉沢を起用した理由を明かした。

 これまで陰のある役も多かった吉沢だが、「こんなに感情を表に出す役は演じたことがない。新しい扉がバンバン開いている」。“知られざる有名人”の人生に、100%以上の自分で臨んでいる。

 ◆吉沢 亮(よしざわ・りょう)1994年2月1日、東京都出身。27歳。2009年、「アミューズ全国オーディション」で審査員特別賞を受賞し芸能界入り。11年、「仮面ライダーフォーゼ」(テレ朝系)に出演。13年、「ぶっせん」(TBS系)でドラマ初主演。18年の映画「リバーズ・エッジ」で日本アカデミー賞新人俳優賞。19年、連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインの幼なじみを演じ人気に。剣道二段。身長171センチ、血液型B。

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