【HAKONE LIFE】鈴木太基、夢追いかけアフリカの大地へ

スポーツ報知
昨年のケニア遠征で現地の選手らとトレーニングした鈴木太基(左端、本人提供)

 夢を追いかけ、日本を飛び出す。今年1月にプロ転向した鈴木太基(25)は「自分にわくわくできる環境が大事」と同中旬に出国し、自身2度目のケニア遠征へ。昨年は実業団に所属しながら会社に直訴する形で約2か月、自費でアフリカ武者修行に挑戦。「あの2か月で、世界を目指せる可能性を感じた。長い道のりかもしれないが、諦めたくなかった」と決意を行動に移した。

 実業団・ラフィネに所属していた約3年間は、競技をしながら接客業などもこなしていた。「さまざまな縁もありましたし、海外レースなどにも出させてもらって、充実していました」。現状に満足していたが、男子マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が19年10月に非公認ながら史上初の2時間切りを達成したことに「鳥肌が立った」。昨年には念願かなってケニアの地を踏んだが、今年はそこを拠点に生活もしていくつもりだ。

 大東大時代は学年が上がるに連れて、地道な努力が実った。4年時には最初で最後の箱根路で7区9位と力走。「楽しく強くなれた経験があるから、今もそこはブレないですね」と常に笑顔がモットーの25歳。ワールドマラソンメジャーズでの活躍を目標に、アフリカの大地で力をつける。(太田 涼)

 ◆鈴木 太基(すずき・たいき)1995年3月10日、愛知・幸田町生まれ。25歳。豊川工で本格的に陸上を始め、大東大に進学。箱根駅伝では4年時に7区9位。卒業後は実業団のラフィネでセラピストランナーとして活躍。2019年福岡国際で初マラソンに挑戦し、2時間12分9秒をマーク。20年12月末に退社し、プロ転向。自己記録は5000メートル14分1秒89、1万メートル29分15秒19。

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