【巨人】原辰徳監督、侍・稲葉篤紀監督にサード岡本和真激推し「守備力も打撃も上がってます」

三塁の守備位置でノックを受ける岡本和
三塁の守備位置でノックを受ける岡本和
岡本和(左端)のフリー打撃を見つめる(右から)原監督、侍ジャパン・稲葉監督
岡本和(左端)のフリー打撃を見つめる(右から)原監督、侍ジャパン・稲葉監督
東京五輪の侍ジャパン三塁手候補
東京五輪の侍ジャパン三塁手候補

 巨人・原辰徳監督(62)が9日、東京五輪に挑む侍ジャパン・稲葉篤紀監督(48)に岡本和真内野手(24)の選出を推薦した。この日、宮崎のサンマリンスタジアムで表敬訪問を受け、新旧の侍指揮官は約30分間会談を行った。その中で、候補選手が多い三塁手について意見を求められた原監督は「和真はすごく守備力も、打撃においても(実力は)上がってます」とバットだけではなく、グラブでもチームを助けられる存在に成長した自軍の4番を猛プッシュした。

 自信を持って、原監督は言い切った。ケージ裏に設置された「原タワー」で行われた会談中、稲葉監督から三塁手の選考に関して意見を求められた時だった。「和真はすごく守備力も、バッティングにおいても上がってますということは伝えました」。目の前で快音を響かせ続ける岡本和を、胸を張って推薦した。

 午後のフリー打撃が行われている最中に、侍ジャパンの一団が視察に訪れた。約30分、稲葉監督は原監督の言葉に耳を傾けた。「各ポジションの話をさせてもらって。気になる選手の話も聞いたり。巨人以外の選手のこと、『この選手どう思ってますか』とか『対戦してみてどうです』とか、そういう話をさせていただきました」。09年WBCで侍を世界一に導くなど国際大会での勝ち方を知る原監督に、様々なポジションの選考について相談したことを明かした。

 原監督は捕手、二塁、三塁、左翼などの候補選手に、自分の考えを伝えた。特に三塁にはソフトバンク・松田、DeNA・宮崎、阪神・大山、中日・高橋周、楽天・鈴木、そして所属するヤクルトで今季、一塁に固定される構想だったが外国人の来日遅れで三塁起用の可能性がある村上も急浮上するなど、それぞれ特徴を持った候補者が多数並ぶ。その中でも「ジャパンは守りからリズムを作ることが大事」という理念から、原監督は攻守に成長著しい自軍の4番を推した。

 約1年前の20年2月11日。稲葉監督が宮崎のキャンプ地を訪問した際に、原監督は「原タワー」で稲葉監督、岡本和と並んで座った。岡本和に「開幕から結果を残していれば、(五輪代表入りの)可能性もあるんじゃないか?」とハッパをかける体で、稲葉監督に売り込んでいた。

 それから1年。原監督の言葉通り、昨季はコロナ禍で120試合制となる中で31本塁打、97打点で打撃2冠に輝く飛躍の年に。三塁の守備でも8失策、守備率9割7分1厘と上達を見せ、今季の目標に「守備率10割」「ゴールデン・グラブ賞」と掲げるほど。セ界一のバットに、堅実さを増す守備は、代表クラスに達していることは間違いない。

 岡本和も「開催されれば、トップチームに選ばれたい思いもあります」と意欲を隠さない。そのためにできることは、一つ。「シーズンの結果も(選考を)左右してくる。しっかり目の前の試合を頑張って、その中で選んでいただけたら光栄だなと思う」。開幕からバットとグラブで、価値を示し続ける。その先に金メダルが待つと信じて。(西村 茂展)

三塁の守備位置でノックを受ける岡本和
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