歌舞伎俳優の市川猿之助(45)、V6の三宅健(41)、女優の松雪泰子(48)らが9日、東京・渋谷のPARCO劇場で舞台「藪原検校(やぶはらけんぎょう)」の取材会を行った。
盲目の大悪党・杉の市(猿之助)の生涯を描く井上ひさしの名作戯曲を大胆に解釈した作品で、猿之助は「舞台上での異種格闘技。驚きがあるはず」と自画自賛。昨年のTBS系「半沢直樹」でのアドリブ演技が記憶に新しいが「あれ以来、台本にない文字が見える能力がついた」と今作でも激しいアドリブの応酬を予告した。6役演じ分けに挑戦する三宅は、自由すぎる猿之助との共演に「本当に子どもみたいな人。僕も相当子どもですが、僕が小4なら小2」と苦笑していた。公演は10日~3月7日まで。